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あなたは神様に愛されている!!!

あなたに神様の祝福と愛を届けたい!!!毎日曜日の礼拝の説教要旨やローズンゲン、書斎に転がっているものを並べます!!!

主はすぐ近くにおられる 2023年7月23日 聖霊降臨節第9主日礼拝説教要旨 週報No.17

あなたがたの広い心がすべての人に知られるようになさい。主はすぐ近くにおられます。フィリピの信徒への手紙4章4

《本日の講壇

 パウロはコリントの教会の信徒たちに抱く、彼らを大切にしている思いを込めて呼びかけ、「主によってしっかりと立ちなさい」と言います。また、エボディアとシンティケには「主において同じ思いをいだきなさい」と勧めます。さらに「主において常に喜びなさい。重ねて言うが喜びなさい」。

 「主によって」、「主において」とパウロは言います。十字架と復活の主のご支配に服し、主を見上げ、主の言葉を聞き、主に思いを向けて行くことによって、しっかりと立ち、同じ思いを抱き、喜んで生きることができるように導かれるのです。だから感謝をもって祈り、願い、すべての求めを神さまに打ち明け祈るよう勧め、人知を超えた神の平和があなたがたの心と考えと守るでしょうというのです。

 

洗礼を受けるのに、何の妨げがあるでしょうか 2023年6月25日 聖霊降臨節第5主日礼拝説教要旨 週報No.13

使徒言行録8章26~38節

道を進んで行くうちに、彼らは水のある所に来た。宦官は言った。「ここに水があります。洗礼を受けるのに、何か妨げがあるでしょうか。」使徒言行録8章36節

《本日の講壇

 迫害の厳しいエルサレムから離れてサマリアで伝道をしていたフィリポは主の天使の命令に従い、「エルサレムからガザへ下る道へ行」きました。「そこは寂しい道」とあるように、人の行き来のあまりない道です。

エチオピアの女王カンダケの高官で、女王の全財産の管理をしていたエチオピアの宦官が、エルサレムに礼拝に来て、帰る途中で」した。彼は「預言者イザヤの書を朗読してい」ました。霊に導かれたフィリポは彼に近寄り、読んでいた聖書の個所から説き起こして、イエスさまを福音として告げ知らせました。

水のあるところまで来ると、宦官はフィリポから洗礼を受けました。フィリポは神さまの働きに用いられたのです。

 

イエス・キリストの名による救い 2023年6月18日 聖霊降臨節第4主日 礼拝説教要旨 週報No.12

使徒言行録4:5∼12

ほかのだれによっても、救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。使徒言行録4章12節

《本日の講壇》

 足の不自由な人が立って歩いたと知って驚いて神殿の「ソロモンの回廊」に集まった民衆に、ペトロとヨハネは説教をしていました。そこに祭司たち、神殿守衛長、サドカイ派の人々が近づき、二人をとらえて牢に入れました。

 その「次の日」にユダヤの権威筋の人々がエルサレムに集まり、「使徒たち」すなわちペトロとヨハネを真ん中に立たせて、「お前たちは何の権威によって、だれの名によってああいうことをしたのか」と尋問しました。

ペトロは聖霊に満たされて、足の不自由な人が良くなって立っているのは、「あなたがたが十字架につけて殺し、神が死者の中から復活させられたあのナザレの人、イエス・キリストの名によるものです」と、大胆に語りました。証は聖霊の働きです。

 

あなたがたに平和があるように 2023年4月23日 主日礼拝説教要旨 週報No.4

ルカによる福音書24:36∼43

こういうことを話していると、イエス御自身が彼らの真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。ルカによる福音書24:36

《本日の講壇

 エルサレムにある十一人の使徒やイエスさまの弟子たちのいる家では、イエスさまが復活されたとか、イエスさまが現れたという話でもちきりでした。こんな話をしている人々の真ん中に、イエスさまご自身がお立ちになり、「あなたがたに平和があるように」と言ってくださいました。

 目の前におられるイエスさまを見て弟子たちは、亡霊を見ていると思って恐れおびえると、イエスさまは彼らをお叱りになり、ご自身の手と足をよく見て触るよう促し、「まさしくわたしだ」と言われます。

 弟子たちは喜びのあまり信じられず、不思議に思っていると、イエスさまは「ここに何か食べるものがあるか」と言われ、弟子たちから焼いた魚一切れを受け取ると、彼らの目の前でお食べになられました。

 

心が燃えたではないか 2023年4月16日 復活節第二主日 礼拝説教要旨 週報No.3

 ルカによる福音書24:13∼35

二人は、「道で話しておられるとき、また、聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。ルカによる福音書24:32

《本日の講壇》

 イエスさまが復活された日、二人の弟子たちがエルサレムからエマオの村に向かって話し合いながら歩いていました。そこにイエスさまが一緒に歩き始められたが、二人は目が遮られていてイエスさまに気づきません。

 イエスさまは暗い様子でやり取りしている二人に問いかけ、クレオパという弟子が、エルサレムにいながら、ここ数日のことをあなただけ知らないのですかと問い返します。イエスさまは何のことですかと言うと、二人は「ナザレのイエスのこと」を話します。イエスさまは「ああ、物分かりの悪い、心の鈍い者」と言われ、旧約聖書全体からイエスさまご自身について解き明かされました。二人の心は燃えました。

 その夜、泊まることにした家の食卓でイエスさまはパンを手に取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いて渡されると、彼らはイエスさまに気づきました。

キリストの復活 2023年4月9日 復活祭主日礼拝説教要旨 週報No.2

ルカによる福音書24章13~35

あの方はここにはおられない。復活なさったのだ。まだ、ガリラヤにおられたころ、お話になったことを思い出しなさい。ルカによる福音書24章6

《本日の講壇》

 婦人たちは「週の初めの日の明け方早く、準備しておいた香料を持って」イエスさまの「墓に行」きました。「週の初めの日」は日曜日のことです。墓に行って見ると、ふさいでいた石が取りのけられていたので、婦人たちが中を覗くと、イエスさまのお体はなく「途方に暮れて」しまいました。

 「輝く服を着た二人の人」は、主の御使で、婦人たちに「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。あの方はここにはおられない。復活なさったのだ。まだ、ガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか」と告げたのです。

 

 

ぶどう園の農夫の非道 2023年3月26日 受難節第五主日礼拝説教要旨 週報No.52

ルカによる福音書20章9~19節

戻って来て、この農夫たちを殺し、ぶどう園をほかの人たちに与えるにちがいない。」かれらはこれを聞いて、「そんなことがあってはなりません」と言った。ルカによる福音書20章16節

《本日の講壇

 イエスさまが語られたぶどう園の農夫のたとえを聞いた民衆は、「あってはならないことです」と言っています。イエスさまはこのたとえを通して、神さまとイスラエルの人々との関係を語っておられることに気がついたから、彼らは打ち消そうとしたのです。

 ぶどう園の主人は神さま、農夫たちはイスラエルの人々、特に彼らの指導者たち、主人のしもべは旧約時代の預言者、主人の愛する一人息子はイエス・キリストとたとえられていることを知った者たちは、あってはならないことに気づきました。

 ところがイエスさまは詩編118編22節を引用して、他人事ではなく、家を建てる者が捨てた石のごとく、聞いている者たちが、イエスさまを捨ててしまうこと、そして隅の親石のごとく、イエスさまが信仰の土台となることを示されたのです。