ルカによる福音書24:13∼35
二人は、「道で話しておられるとき、また、聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。ルカによる福音書24:32
《本日の講壇》
イエスさまが復活された日、二人の弟子たちがエルサレムからエマオの村に向かって話し合いながら歩いていました。そこにイエスさまが一緒に歩き始められたが、二人は目が遮られていてイエスさまに気づきません。
イエスさまは暗い様子でやり取りしている二人に問いかけ、クレオパという弟子が、エルサレムにいながら、ここ数日のことをあなただけ知らないのですかと問い返します。イエスさまは何のことですかと言うと、二人は「ナザレのイエスのこと」を話します。イエスさまは「ああ、物分かりの悪い、心の鈍い者」と言われ、旧約聖書全体からイエスさまご自身について解き明かされました。二人の心は燃えました。
その夜、泊まることにした家の食卓でイエスさまはパンを手に取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いて渡されると、彼らはイエスさまに気づきました。