マルコによる福音書14:26~32
立て、行こう。見よ、わたしを裏切る者が来た。」マルコによる福音書14:42
《本日の講壇》
ゲッセマネという名の場所に、ペトロ、ヤコブ、ヨハネだけを伴われたイエスさまは、ひどく恐れてもだえ始められました。「わたしが祈っている間、ここを離れず、目を覚まして祈っていなさい」と言われ、イエスさまは少し離れたところへ行かれました。
イエスさまは苦しみの時がご自分から過ぎ去ることを願って、「アッバ、父よ、あなたは何でもおできになります。この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように」と祈られます。それから戻ってみると、弟子たちは眠ってしまっています。そんなことが三度繰り返されると、イエスさまは「あなたがたはまだ、眠っている。休んでいる。もうこれでいい。時が来た。人の子は罪人たちの手に渡される。立て、行こう。見よ、わたしを裏切る者が来た」と言われます。