ルカによる福音書3:1∼14
悔い改めにふさわしい実を結べ。『我々の父はアブラハムだ』などという考えを起こすな。言っておくが、神はこんな石ころからでも、アブラハムの子たちを造り出すことがおできになる。ルカによる福音書3:8
《本日の講壇》
祭司ザカリヤの子のヨハネに神さまの言葉が臨んで、荒れ野で悔い改めの洗礼を宣べ伝える活動をしました。このヨハネこそは、預言者イザヤが記している「荒れ野で叫ぶ者の声」であります。
ヨハネから洗礼を受けようと集まる群衆に、「蝮の子らよ、差し迫った神の怒りを免れると、誰が教えたのか。悔い改めにふさわしい実を結べ」と迫り、アブラハムの子であることに何の力もなく、「斧は既に木の根元に置かれている。良い実を結ばない木はみな、切り倒されて火に投げ込まれる」というのです。
そこで群衆、徴税人たち、兵士たちが次々に「わたしたちはどうすれば良いのですか」と尋ねたので、ヨハネは各々に適切な答えを示しました。