ルカによる福音書17章1~10節
主は言われた。「もしあなたがたにからし種一粒ほどの信仰があれば、この桑の木に『抜け出して海に根を下ろせ』と言っても、言うことを聞くであろう。ルカによる福音書17章6節
《本日の講壇》
イエスさまが弟子たちに語られた、つまずき、罪の赦し、信仰、それから奉仕の教えを聞きます。「つまずきは避けられない」とイエスさまは言われます。信仰の妨げとなるようなつまずきは避けることができないほどあるということです。しかしありふれているものであっても、そのつまずきをもたらす者は不幸なのだというのです。
つまずきの最たるものが、罪を犯すことであります。罪を犯すものがあれば、戒めなさい。そしてその人が悔い改めたなら赦しなさいと言うのです。
つまずきをもたらす者は不幸、罪人を赦すという教えを聞き、使徒たちは主に信仰が増し加えられるように願いましたが、からし種一粒ほどの信仰に大きな力があること、そしてあなたがたはその信仰を持っていることに、イエスさまは目を開かせてくださいます。最後は奉仕の教えです。