ローマの信徒への手紙8章1~11
肉の弱さのために律法がなしえなかったことを、神はしてくださったのです。つまり、罪を取り除くために御子を罪深い肉と同じ姿でこの世に送り、その肉において罪を罪として処断されたのです。ローマの信徒への手紙8章3節
《本日の講壇》
「従って今や、キリスト・イエスに結ばれている者は、罪に定められることはありません」とあります。罪と死の問題の解決はすでに終わっているのです。「キリスト・イエスによって命をもたらす霊の法則が」働くからです。それで「罪と死の法則からあなたを解放した」。「罪と死の法則」は「罪の支払う報酬は死です」(ローマの信徒への手紙6章23節)。すでにそこに罪の問題の解決をも記されています。
罪と死の解決は完全な律法を守り行うことではありません。「肉の弱さのために律法がなしえなかったことを、神はしてくださったのです。つまり、罪を取り除くために御子を罪深い肉と同じ姿でこの世に送り、その肉において罪を罪として処断されたのです」とある通りです。
キリストを死から復活させた神の霊にあずかることであり、そのゆえに私たちの霊も体も生かされるのです。
