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あなたは神様に愛されている!!!

あなたに神様の祝福と愛を届けたい!!!毎日曜日の礼拝の説教要旨やローズンゲン、書斎に転がっているものを並べます!!!

大胆に恵みの座に近づこう 2024年2月18日(第3聖日)受難節第1主日説教要旨 週報No.47

主日礼拝 2024年2月18日 午前10時15分 どなたもおいでください。

ヘブライ人への手紙4章12~16

だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。ヘブライ人への手紙4章16節

《本日の講壇》

 この手紙を書いた人のことは分かりませんが、ヘブライ人、ユダヤ人のキリスト者に信仰の確信を持つことができるように導いていることが分かります。同様に、この手紙を読む者にとっても信仰の確信は大事です。

 この箇所には神さまの言葉の働き、そして偉大な大祭司、神さまの子、イエスさまが与えられていることが記されています。神さまの言葉は生きていて両刃の剣よりも鋭く、精神(魂)と霊、関節と骨髄とを刺し通し、私たちの心の思いや考えを見分けるのです。神さまの目には、どんな被造物も裸であり、どんなこともさらけ出されています。この神さまに私たちは自分のことを申し開きすることになります。

 偉大な大祭司、もろもろの天を通過された神さまの子イエスさまが私たちに与えられています。イエスさまから憐みと恵み、助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づきましょう。

 

独り子をお与えになるほど世を愛された神 2023年11月5日 降誕前第8主日礼拝説教 週報No.32

ヨハネによる福音書3章13~21

神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。ヨハネによる福音書3:16

《本日の講壇》

 ある夜、ユダヤの議員の一人ニコデモがイエスさまのところへ来て会話をしたとき、イエスさまがニコデモに語られた教えの一コマです。「人の子」はイエスさまです。しかしイエスさまは人の子は天に上げられた者と言います。

 どうして人の子は天に上げられなければならないか、その理由を「モーセが蛇を上げた」出来事を用いて、イエスさまは語っています。ニコデモはその出来事をよく知っていました。毒蛇に咬まれた人が、モーセによって掲げられた青銅の蛇を仰ぐと命を得たという出来事です。イエスさまが十字架で死なれ、墓に葬られ、陰府にまで下って、死人の中から復活し、今は天の父の右におられるのは、誰もがイエスさまを仰ぐことができるためです。キリストを仰いで永遠の命を受けることができるようにしてくださったのです。それこそ独り子を世にお与えくださったほどの神さまの愛です。

 

良い僕、悪い僕 2023年10月22日 聖霊降臨節第22主日礼拝説教要旨 週報No.30

ルカによる福音書19章11~27節

主人は言った。『良い僕だ。よくやった。お前はごく小さな事に忠実だったから、十の町の支配権を授けよう。』ルカによる福音書19:17

《本日の講壇

 イエスさまはエルサレムに近づかれて神の国がすぐにも現れるとの期待に沸き立つ人々に、その認識を正すたとえを話されました。

「ある立派な人」はイエスさまを表し、この旅立ちは十字架の死と復活、昇天、さらに再臨までを示しています。「僕たち」はイエスさまの弟子たち。ムナは弟子たちに与えられた使命を表していて、それを遂行して豊かにすることが期待されています。

 王位を受けて帰って来た主人は、僕たちがどんなに儲けたかを調べます。一ムナを十ムナに、一ムナを五ムナにしたと報告する者たちに、王は小さなことに忠実であることを認め、さらに大きな使命を与えられたが、一ムナを布に隠した者はそれを取り上げられ、十ムナの者に渡されました。そこに御国の計算があります。

 

からし種一粒ほどの信仰 2023年10月8日 聖霊降臨節第20主日礼拝説教要旨 週報No.28

ルカによる福音書17章1~10節

主は言われた。「もしあなたがたにからし種一粒ほどの信仰があれば、この桑の木に『抜け出して海に根を下ろせ』と言っても、言うことを聞くであろう。ルカによる福音書17章6節

《本日の講壇》

 イエスさまが弟子たちに語られた、つまずき、罪の赦し、信仰、それから奉仕の教えを聞きます。「つまずきは避けられない」とイエスさまは言われます。信仰の妨げとなるようなつまずきは避けることができないほどあるということです。しかしありふれているものであっても、そのつまずきをもたらす者は不幸なのだというのです。

 つまずきの最たるものが、罪を犯すことであります。罪を犯すものがあれば、戒めなさい。そしてその人が悔い改めたなら赦しなさいと言うのです。

 つまずきをもたらす者は不幸、罪人を赦すという教えを聞き、使徒たちは主に信仰が増し加えられるように願いましたが、からし種一粒ほどの信仰に大きな力があること、そしてあなたがたはその信仰を持っていることに、イエスさまは目を開かせてくださいます。最後は奉仕の教えです。